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- 院長の想い
医院方針
痛みや時間に配慮し、気兼ねなく検査を受けられる体制に努めています
当院では患者さんが苦痛の少ない内視鏡検査を受けていただけるように、鎮静剤を用いた経口内視鏡検査を採用しています。これは、私が勤務医として内視鏡検査に携わっていた頃、検査による吐き気で苦しそうにしている患者さんを見てきたからです。その頃には、まだ経鼻内視鏡や鎮痛剤を使用した検査が一般的ではなかったということもありますが、多くの患者さんを検査する必要もあるためでした。当院を継承して内視鏡検査を行うにあたり、負担の軽い検査に努めようと考えたのは、このような理由が大きく占めます。
検査後は鎮静剤の効き目が切れるまで、しっかりと休憩していただきます。検査結果はその日のうちに説明するほか、検査時に潰瘍など病変があった際は画像をプリントアウトしてお渡しします。
内視鏡検査は診療日の9時からと10時からに一人ずつ、午後にもお二人行うことが可能です。ほかにも腹部や頸部の超音波検査を7時半から行っています。どちらの検査もご予約が必要ですが、病気の予防や早期発見につなげるためにも、健診で指摘を受けたり気になる症状があったりするときはご相談ください。
私について
消化器内科で得た知識を、内科の診療にもいかしています
父が医師であったため、私も自然と医師の道へと進みました。消化器内科を選択したのは、内視鏡などで病変を目で見て確認することができること、そして、その場で処置や治療を行えることがより良い医療につなげられるのではと考えたからです。
消化器内科の知識は、内科、主に生活習慣病への治療にも役立っています。例えば、糖尿病の方が血液検査を受診し症状の悪化が確認できた場合、「もしかしたら、すい臓にほかの病気が隠れているかもしれない。血液検査だけではなく腹部のエコー検査もしてみよう」といったことなどです。
診療では、ただお薬を処方するだけではなく、生活習慣病と密接な関係がある動脈硬化が進行していないかも確認します。頸動脈のエコー検査をして、お一人おひとりに合わせて薬を処方していきます。
患者さんへの思い
病気の予防と早期発見に注力し、健康な生活をサポート
当院では禁煙治療も行っています。治療にあたって、禁煙を希望する患者さんの気持ちを理解しながら進めています。というのも、私自身が以前にタバコをたしなんでおり、そして禁煙をしたという経験があるため、禁煙中の迷いや悩みに寄り添えると思うからです。喫煙したことを責めるようなことはせず、自身の体験も踏まえながら、一緒に治療を進めていきます。
ほかにも、病気の予防と早期発見に力を入れ、地域の皆さんの健康維持をサポートしていきます。この地域はご年配の方が多く住んでいるため、骨粗しょう症の治療やリハビリテーションなど整形外科の診療にも対応し健康な生活を送るお手伝いをいたします。